私は50代の半ばになる女です。主人がいますので世間的には人妻ということになります。50代にもなって恥ずかしいのですが、私は性欲が旺盛です。世の中では熟女なんて言われてしまう年齢のくせして、まだまだ現役なんです。住まいは福岡市で主人は会社を経営しているので生活に不満はありません。しかし、主人も同世代なので、性欲はかなり以前に衰えてしまって、最近は全く何もありません。それだけならば、まだ仕方がないとも思えるのですが、家庭において私は完全なおばさん扱いです。若い頃は優しく接していてくれた主人も「お前」とか「おい」などの言葉でしか私を呼びません。もはや女ではなく、そこにいる人間でしかないのです。しかし、私の中には女として見られたい願望があります。
たしかにおばさんですし、熟女ではありますが、30代のころからスタイルは崩さないように維持してきたつもりですし、自分としてはまだまだ女を捨てていません。主人が私を抱かないにしても、せめて女として見てくれるようにと、服装を少し変えてみたり、昔の髪型に戻してみたりと試行錯誤をしてきたのですが、すべて無駄に終わりました。そのため、数年前からは主人に期待するのをやめて、家の外に目を向けるようにしました。知り合いから聞いていた出会い系の存在を活用してみたのです。もちろん、最初は迷いもありました。私は明らかな人妻なわけですから、誰かと出会えば不倫です。そんなことをしてもいいのかと悩みましたが、結局は我慢できませんでした。
出会ったのは年下男性です。しかも、20歳以上も下の30代の男性です。独身のサラリーマンですが、見た目が可愛らしくて母性本能をくすぐられるタイプです。サイトを使い始めた当初は同年代かやや下くらいの男性を探そうとしていたのですが、さすがに同年代はサイト利用者には少なく、年下に目を向けたのです。最初は抵抗があったのですが男性たちが出していた写真を見ているうちに、自分の中に年下の男性を抱きたいという欲求があることを知ったのです。かなりの年下ですから、可愛がってあげたいという願望が出てきたのです。母性本能をくすぐられたわけですが、今回出会った男性はその中でもかなり刺激を受けたために選ばせてもらいました。彼は出会い系経験者で、サイトを通して女性と会うことにも慣れている雰囲気でした。
メールのやりとりをすると、すぐに会う話になり、私は流されるような形でそれを受け入れました。もちろん、すぐに会うつもりだったので、それでよかったのですが、意外なほど話がスムーズに流れていくので驚きもありました。待ち合わせ日時や場所も彼がどんどん決めてくれて、そこについては何の問題もなかったのですが、私は長期的な関係を望んでいたので、その点だけ確認をさせてもらいました。彼に聞くと、実際に会ってみてお互いに気に入ったら、そういう関係になろうとのことでした。たしかに肉体的にも性格的にも合う合わないがありますので、その通りだと思いました。
そして、待ち合わせをした当日、私は指定された場所へ向かうと、そこにはすでに彼が待っていました。日曜日ということもあって、彼はラフな服装でしたが、普段はスーツ姿だと聞いていたので、そんな姿も見てみたいと思いました。でも、ラフな服装は彼の可愛らしさを出していて、それはそれでよかったです。すぐに彼の案内でホテルに行きました。結婚してからホテルに泊まったことは何度もありますが、それはシティホテルなどです。いわゆるラブホテルに入ったのは、何十年ぶりでしょうか。かなりドキドキしましたが、同時にワクワクもしていました。
最近のラブホテルはかなり豪華な作りだと聞いていたので、それを見られる楽しみもありましたが、彼とこのあとどうなるのかというワクワク感です。部屋に入ると彼は可愛い感じから一変して、私をいきなり襲ってきました。襲うといっても乱暴なものではなく、丁寧に脱がせてきてくれました。ただ、唐突だったので驚いて固まってしまい、されるがままの状態で全裸にされました。本当は彼のことを可愛がってあげるくらいのつもりでいたのですが、真逆でした。彼にすき放題されて、完全に私が可愛がられていました。彼は私の体を気に入ってくれたようで、今後も会ってくれると言ってくれました。主人のためですが、スタイルを頑張って維持しておいて本当によかったとこのとき思いました。
