自分で言うのもおかしいですが、私は子供のころからモテてきました。自分の見た目がまわりの女性よりも優れていることを知ったのは高校生のころです。それまでも男子から告白されたり、街中を歩いていると大人の男性から声をかけられるようなこともありましたが、それはほかの女性も同じだとばかり思っていたのです。しかし、徐々にまわりの様子もわかってくると、それが自分だけだと知りました。そして、モテることを自覚してからは、かなり調子に乗りました。男の人と遊びまくっていたのです。放っておいても向こうから寄ってくるので、そういう男性を相手に遊んでいました。
ごはんを食べたいと言えば、おいしいものを食べさせてくれるし、ほしいものがあれば、おねだりすれば買ってもらえるような生活でした。年上の経済力のある男性とばかり付き合っていたので、そういう願いごとはなんでも叶えてくれたんです。大学進学後や社会人になってからもそれは変わることがなく、むしろ以前よりもひどくなりました。相手が社会人でかなり経済力がある相手ばかりでしたから、遊ぶレベルもとんでもないものになっていったのです。同世代の女の子が簡単には行けないようなレストランなどにも連れていってもらいました。
そんな私も30代を迎えるころには、さすがに「これではいけない」と思うようになって落ち着き、35歳のときに結婚しました。昔の私を知る人からしたら信じられないと思いますが、主人は平凡なサラリーマンでした。年収も顔もすべてが平凡でした。今までの反動で、普通の男性との結婚を私が望んだのです。でも、実際に結婚してリアルな日常を迎えると、そんな思いはただの理想だったのだと思い知りました。結局は主人との結婚生活に満足できませんでしたし、愛情もやや薄れました。
でも、そのころ私の妊娠が発覚し、出産を迎えました。主人とは子育てを共有することによって、再び当初のような強い愛情で結ばれることができたのです。同じ目的を持っていたからこそ、愛情も再び芽生えたのです。そのため、このままうまく行くかと思いきや、このころになると私の気持ちが子供にばかり向かうようになり、主人は寂しい思いを抱いたようです。自分自身への私の愛情確認をしたかったのか、急にベッドの中で襲ってきたりしました。そのときは私が疲れていて断ってしまったのですが、主人としてはこういうことがストレスにつながったようで、私たちは結局、セックスレスに陥りました。
私はそれをきっかけに再び愛情を失ってしまったのですが、そうは言っても身体のほうは寂しいわけですから、欲求不満でもありました。まだギリギリ30代ということもあって、寂しい状態を迎えてしまったのです。そのため、この欲求不満を解消するために人妻としては手を出してはいけないことに手を出してしまったのです。自分の見た目に自信はまだあったので、普段以上にメイクを頑張り、ファッションも吟味して、髪型も大きくイメージを変えて男ウケする自分になりました。そして、ナンパ待ちをしたのです。家は和歌山県の海南市になるのですが、少しばかり遠征して駅前やショッピングモールなどで暇な人妻としてたたずんでいました。
自分で思っていたように見た目はまだまだ男性ウケしたようで、すぐさま声をかけてもらうことができました。数名の方と大人の関係を結びましたが、その中のひとりとは継続して会っています。彼は私よりも10歳も年上で、こちらも既婚者でした。彼も奥さんに不満があるみたいで、たまたま私を見かけてナンパしてきたんです。しかも、ナンパされたのはショッピングモールだったんですが、彼のすごいところは、私をナンパした日には家族と買い物に来ていたそうです。
そのような環境の中でもナンパしてきた勇気に惚れ込んだのと、家族が近くにいる中でも彼のことを興奮させてしまった自分が嬉しくなり、彼とは何度も会っています。もうお互いに大人なので回数を重ねることよりも、1回1回を大切にするエッチをしています。愛撫の時間を長くとったりと、落ち着いた大人のエッチを繰り返しています。主人は私に対して完全に興味を失っていましたが、私が女らしい格好や髪型をしているのを見て、昔を思い出したようで、また言い寄ってくることもあります。しかし、私はもう夫には身体を許さないと決めたのでスルーしています。それもまた快感になりつつある今日この頃です。
